最近、スマホのし過ぎで首こりになっている方って多いですよね。東京や横浜、相模原などに電車で向かうときにスマホを片手に俯きながら画面を凝視している肩を多く見かけます。
そして整形外科などの来院者で若者が増えているようです。
特に中学生や高校生が多く、部活動などスポーツで首を痛めたというよりは、スマホのし過ぎが原因となって首こりを起こしている方が殆どだそうです。
現代病と言えるべき「首こり」
放置しておくと大変な事になるってしってましたか?
首こりが引き起こす症状や病気について説明していきます。
首こりになる原因

白人などに比べて日本人は肩こりと首こりの発症率が極端に多いそうです。
ほとんどの日本人が肩こりを経験しておりその数なんと90パーセント!
逆に白人が肩こりをする事はなく、その為、肩こりという英語は存在しないそうです。
日本人は何でこんなに肩こりに悩まされるんでしょうか?
それは欧米人などの体系と比べると頭が大きいから!
日本人の体系って外国の人に比べると男性でも骨格が細く、頭でっかちですよね。
個人差はありますが頭の重さは平均して約5kg程度と言われており、頭を直接支えているのは首なので、5kgの負荷がそのまま首へ・・・
常時、細い首で5kgを支えていると考えるとそれはもう大変な負荷です。
首がこってしまうのも納得ですね。
日本人は猫背が多い!

それに姿勢が悪くて顎が体の前に突き出ている方が多いです。
いわゆる猫背ですね。
猫背になると無意識のうちに頭が前に出てしまい身体のバランスが悪くなります。
バランスが悪くなると肩や首周りの筋肉が凝り固まってしまい、その結果血流が悪くなってしまいます。
血流が悪くなると、筋肉に酸素が運ばれにくなり、老廃物や身体にとって不要な不純物を排出できなくなり首こりへと繋がります。
ただ猫背だけが原因ではなく、パソコンやスマホなどを同じ姿勢で長時間操作したり、車の運転する際に休憩をせずにいると筋肉がこり固まってしまい首こりへと繋がります。
車の運転やデスクワークなど長時間同じ姿勢で作業をする際は、かならず途中で休憩をはさんだり背筋を伸ばすストレッチなどをして筋肉の緊張を解くように心がけましょう!
首こりが原因で起こる症状や病気
硬直した筋肉が肩や首周りを圧迫して酸素が脳へと運ばれなくなります。
その結果、頭痛やめまいが起きたり、酷いときはイライラしたりめまいがしたりします。
平衡感覚がおかしくなったりしたら要注意です!
一番怖いのは血流が悪くなった事が起因による脳梗塞などの病気です。
肩こりや首こりで脳梗塞?と思う方も多いと思いますが、放置しておくとそれだけ危険な症状が首こりなんです。
脳の病気は一刻を争うものです。
たかが首こりや肩こりと侮ってはいけません。
定期的にほぐしたりストレッチをしてお身体のメンテナンスを心がけましょう
吐き気やふらつきは何故起きる?

気分が悪く吐き気がする時ってとても辛いですよね。
吐き気がする時はだいたいめまいから来るふらつきも経験されている方が多いと思います。
胃腸炎やお酒の飲みすぎた食べすぎでも起こり得る症状ですが、やはり一番は自律神経の乱れです。
頭に通じる神経は全て首を通っています。その首が圧迫されることにより、神経にも緊張が走り乱れの原因に繋がります。
そしてスマホやPCモニターの画面から発せられるブルーライトは自律神経を乱す原因です。
下を向いてスマホを使いながら首に負担をかけるという悪循環です。
心当たりのある方は一度マッサージで首の筋肉をほぐしてみませんか?
きっと楽になって普段から感じている不調から開放されるはずです。
取り返しのつかない病気になる前にメンテナンスをしてみてはいかがでしょうか?
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